今こそ知りたい。セルフメディケーション税制

こんにちは、生活設計塾FPオフィス幸せ家族ラボ代表、
家計運用コンサルタントの内田英子です。

旧ブログ(Amebaブログ)からの再投稿記事です。

セルフメディケーション税制をご存じでしょうか?

指定の市販薬を年間1万2千円超買うと、

超えた分を所得控除として、
所得税のターゲットから除いてくれる、という制度です。
(※医療費控除とは併用できません。)

では、「指定の市販薬」とは、一体どのようなものがあるのでしょうか?

スーツを着た女性のイラスト(疑問に思う顔)
キーワードは「スイッチOTC医薬品」

ドラッグストアで、お薬のパッケージで、
書かれているものを目にしたこと、

ありませんか??

より詳しく解説していくと、

スイッチOTC医薬品とは、
病院で医師によって処方される医療用薬品から
市販のものに転用された医薬品、という条件をクリアした医薬品で、

現在は約1800品目あるそうです。

例えば、子供が咳が続いてる!
そんな時、使える子供用咳止めシロップも、対象商品があります。

虫に刺されてかゆい!
そんなとき、使えるかゆみ止めクリームも、実は対象商品の中にあります。

身体が筋肉痛!
そんな時、使える湿布薬も、実は対象商品の中にあります。

花粉症の症状がツライ!
そんな時、使える花粉症のお薬も、対象商品の中にあります。

。。。

いかがですか?

えっ?そんなものも所得控除になったりするの?!と驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

もちろん、これらの対象商品は、最安値のものとは限りませんし、

当面の安さ重視!でいくのなら他の商品を選ぶという選択肢ももちろんあるかと思います。

そして忘れてはいけない要件、
健診や予防接種を受けて、
健康のための一定の取り組みを行っていること
という条件もクリアする必要があります!

でも、きっと、この制度は共働きでなかなか病院に行く時間も取れない、忙しい子育て世帯こそ、

活用できる制度なんじゃないかなあと個人的には思います。

だって、バタバタ忙しい毎日、
子どもの病院は連れて行っても、
なかなか自分の病院の時間は取れません。。。

でも体が資本!元気でいることが毎日のベースです。

だからこそ、日ごろから
健診を受けて、

自分のちょっとした不調には、スイッチOTC医薬品を選び、
所得控除も受ける♬

だって、税金払っているんですから、受けれる国のサービスは受けないともったいないでしょう?

日々がんばってなんでこんなにしんどいの~って

思っている方こそ、
日ごろのちょっとした工夫で、
その苦労が
”報われる”チャンスを自分で作っていきましょう♪

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