貯まる家計をつくる!家計の新年事始め

新年あけましておめでとうございます!

ブレない自分と家計をつくる。
家計の総合医。の内田英子です。

年末年始休暇もあっという間におしまい。
今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか。

今年はうさぎ年。
相場の格言では「跳ねる」「大きな飛躍の年」
とされています。

干支であるうさぎにちなんで、挑戦してみたいことを目標にした方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

今回のコラムでは、今年こそは家計簿をつけたり
家計管理を頑張ろう!という方に向けて
貯まる家計をつくるために、
新年にやっておきたい「事始め」を
家計の総合医の視点で3つ書いていきたいと思います。

幸先いいスタートダッシュにお役立ていただけましたら
幸いです。

1. 世帯年収をチェックしよう
2. すでにスケジュールされている支払いをチェックしよう
3. 必要なつみたて金額をチェックしよう

1. 世帯年収をチェックしよう

まずはご家庭の世帯年収を確認してみましょう。
確認する方法は以下の2つの方法があります。

・1年分のボーナスを含めた給与明細を集めて確認
・源泉徴収票で確認

年収は給与明細からでもわかりますが、
給与明細は一般的には毎月発行されます。
毎月発行された場合は合計12枚、
ボーナスの支給もあればそれに2枚程度プラスされますから
給与明細をすべて集めて集計するのは大変です。

年末調整も終わり、会社に勤める多くの方は
今月源泉徴収票を受け取るでしょうから、
まずは源泉徴収票でご家庭の年収を確認されるのが、
手間もかからずおすすめです。

児童手当や贈与など、その他の定期的な収入がある場合も、
確認しておきましょう。

2. すでにスケジュールされている支払いをチェックしよう

世帯年収がわかったら、
次はすでにスケジュールされている支払いを
確認していきましょう。

すでにスケジュールされている支払いは、
毎月スケジュールされているものと
年に1回から数回スケジュールされている支出に分けられます。

例えば毎月スケジュールされているものは、
以下の様なものがあります。

  • 所得税・住民税(給与天引き)
  • 社会保険料(給与天引き)
  • 住宅ローンの返済金
  • 家賃や管理費、駐車場代
  • 団信の保険料
  • 生命保険料
 
年に1回から数回スケジュールされているものは、以下の様なものがあります。
  • 固定資産税
  • 火災保険料
  • 地震保険料
  • 自動車保険料
  • 車検代
  • 生命保険料(年払い)
  • 家族行事
  • 帰省費用
  • 発表会
  • 合宿費用
  • お年玉
  • イベント費用
 
 
家計管理のお悩みはさまざまなものがありますが、
実は決まって必要なお金なのにそれを見込めていなかったために
やりくりがうまくいかなくなってしまっている
という方も多いです。
これらの支出はさまざまなものがありますが、
家計簿をつけていなくても
通帳やカードの明細、
ショッピングサイトの履歴などを
確認することでわかるものも多くあります。
 
 
特に慌ただしい年末年始に訪れる
さまざまなイベントのお金には要注意です。
 

12月にボーナスが振込まれる方も多いですが、
「ボーナスがあるから大丈夫」などと
気持ちが大きくなってしまって
総額を把握しないまま
毎年大きな出費をしている方も多いでしょう。
こういった習慣は資産を取り崩す年金生活になったとしても
なかなか変えられません。

年金にボーナスはありません。 

 
レシートがなくてもなんとなく覚えている今、
未来の自分がラクできると思って
確認しておきましょう。

3. 必要なつみたて金額をチェックしよう

すでにスケジュールされている支出がわかったら、
次は必要なつみたて金額を
チェックしていきましょう。
生活していく上では様々なお金が必要ですが、
中には貯蓄の取り崩しが必要な
大きな支出もあります。

例えば、以下の様なものがあります。

  • 旅行費用
  • 進学費用(子どもがいる場合)
  • 受験費用(子どもがいる場合)
  • 自動車の買替え費用
  • 家具家電の買替え費用
  • 住宅取得に伴う費用(マイホームを購入する場合)
  • 住宅の修繕・リフォーム費用(10年以上持ち家に居住する場合)
  • 子どもの結婚資金援助(子どもがいる場合)
  • 老後の生活資金
 
様々なものがありますが、家族構成や暮らし方によって異なるものの
先ほど同様に実は決まって必要なお金でもあります。
取り崩しにあたっては
こつこつとした積立による資金の用意が必要となります。
必要な金額がわかったら、
必要な毎年のつみたて金額を割り出して、
家計に組み込んでいきましょう。

まとめ

貯まる家計をつくるために、
新年にやっておきたい「事始め」を3つご紹介しました。

これらがわかれば、今年本当にわが家が使っていい金額がわかります。
金額がわかれば、やりくり目標も決められますし
罪悪感を抱えながら
お金を使うこともなくなります。
ご自身で家計の見直しの必要性に気づくこともでき、
一年間気持ちよく暮らすことができることでしょう。

とはいえ、毎年の貯蓄目標がわかっても、
毎年暮らしが変化する中で
毎年均一なつみたて目標ではこなせない
と言う方は多いです。
また、お忙しい中
お一人ではなかなか進められない
と言う方もいらっしゃることでしょう。

一人では不安だけど、
ブレない自分と家計をつくりたいという方、
ぜひご依頼ください。

当オフィスの家計診断コースでは
暮らしのさまざまな変化を織り込んだ上で
毎年変化する必要なつみたて目標がわかって
やりくりがラクになる
キャッシュフロー表を提供しています。

家計の総合医としての幅広い専門的知識と
トップレベルの家計分析技術で
保険も住宅ローンも投資商品も
あらゆるお悩みをまるっと解決へ導きます。

あなたの心を耕す家計づくりを応援しています。