3日で1,000万円の差が出る理由②生活費編

~ポイントはラクに貯まる家計のしくみづくり~

2022.9.14更新

こんにちは、家計の総合医。
ぐっすり眠れる家計運用コンサルタントの内田英子です。

前回のブログでは
当オフィスのコンサルティングをご利用いただくことにより生まれる1,000万円の差のうち、
「マイホーム計画見直しによる差」
について解説しました。

今回は2つ目、
「生活費の見直しによる差」

について解説していきます。

次回は3つ目、
「保険の見直しによる差」
について解説します。

生活費の見直しで1,000万円の差につながる理由

生活費の見直しで1,000万円の差につながると聞くと、
それってよっぽどお金を使っている高収入の人だけでしょ?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

答えは「半分ノー」です。

確かに収入が高い方の家計は使えるお金も多いですから、
生活水準は高くなる傾向にあります。
ダイエットと同じように
使っている金額が大きければ
支出の見直しによる効果は出やすい傾向にありますから
100%「ノー」とは言えないのですが。。。

実は普通のご家庭であっても
生活水準に関わらず場合によっては
1,000万円の差につながるポイントがあります。

それは何かというと

「生活費」の誤算を早期に見つける。

ということです。

一体どういうことなのでしょうか?
順に解説していきたいと思います。

そもそも、「生活費」とは、一体どういったものなのでしょうか。
一言で言えば
「暮らしのために必要なお金」
ですよね。

衣食住をはじめとする
日々の生活にどれくらいのお金をかけるか。

生活水準はご家庭によってさまざまですが
生活水準がどうであれ、
毎月かかる生活費の金額は
そんなに変動するものではありません。

でも、日々生活していると、

ときどき、こんなこと、ありませんか?

クリスマス!  →ケーキとディナー奮発した。
子どもの誕生日! →プレゼント奮発した。
子どもの発表会!  →フォーマル用意した。
エアコン壊れた!  →買い換えた。

自動車をぶつけた!  →修繕費かかった。
エコキュート壊れた!  →修繕費かかった。

 

こういったお金は毎月決まって発生するものではありませんが、
毎月かかるお金同様に、
広くは「暮らしのために必要なお金」です。

その一方で必要となれば、
まとまった金額が必要になるものも多く、
日々にやりくりを頑張っている、
という方であっても
案外“家計管理の死角”となっている場合があります。

でも、よくよく見ていけば
ただご自身にとって“死角”となっているだけで

実は、

毎年必要になるお金だった。
決まって奮発したくなるお金だった。
定期的に必要になるお金だった。

という場合も多くあります。

これらがいわば生活費の“誤算”です。

これらの“誤算”は
ほったらかしにしておくと家計の“爆弾”となります。
家計の貯蓄を減らすだけならまだいいのですが、
例えば節約して家計のやりくりがんばろう!と思う気持ちも
時に見事にくじいてくれます。
戦意喪失してしまうと、
余計貯まらないという悪循環に陥る場合もあります…

でも反対に、
こういった“誤算”をできる限り早期に見える化できていたら、
どうなると思いますか?

広い意味での生活費がわかりますから、
本当に超えてはいけない日々のやりくり費のバー
がわかるようになります。

節約だけに限らず、
本当に自分が気持ちいいお金の使い方
を考えることができるようになります。

もちろん管理方法にもこつはありますが、

やりくりにも迷いがなくなって
その結果ほとんど節約を意識しなくても気持ちよくお金を使って
ちゃんと貯められるようになります。

そして一生涯でみると

これらの積み重ねを着実にできるという差が
1,000万円という金額につながっていくのです。

当オフィスの家計診断コースでは、
暮らしにかかるお金を見える化し、
生涯の家計に組み込んだシミュレーションを実施しています。

生活費の見直しはもちろんご自身でできることにすぎません。

でもご自身でできることだから、
と思っても
いざ進めてみると
わからないこと、
これでいいのかな?あっ、計算まちがえた!

これって親のエゴなのかな?
などなど
不安なことやわからないことは
たくさんでてきます。
そもそも時間を取れず「知ってる」だけで終わる
という場合も多々あります。

「知ってる」を「できた!」に変えることは案外容易ではありません。
だからこそ、ご自身おひとりで抱え込まず
正しいアドバイスで方向を示せるプロにも
頼っていただきたいと思います。

気持ちよくお金を使いながらも
必要なお金はしっかり貯められるそんな「貯まる家計のしくみづくり」を目指して。

本当に無理のない
ママがラクに笑顔で過ごせる毎日を心から応援します。

背負いすぎたあなたの荷物、そろそろ下せるものを一緒に見極めてみませんか?

(※家計診断コースにおいて、
それぞれの細かなお金の使い方に関してはセンシティブな側面もあるため、
ご希望や見直しの必要がない限りは、実際の見直しの実行について
こちらから具体的なアドバイスをすることはありません。

(保険の見直しについては必要であれば必ずアドバイスを行います。)

ご希望の方は「生活費の見直しサポートを希望する」と、声を大にしてお伝えください。笑)

(※勘違いしていただきたくないのは、
お金を使うことが悪いこと、と言いたいのではないということ。
そして家計の見直しの結果、
がちがちにストイックな倹約モードのお金の使い方に変えましょう!
と言いたいのではないということです。

究極的なことを言うと、個人的には
最終的には必要なお金が貯められているのであれば家計簿なんてつけなくてもいいし、
使途不明金だらけでも構わない。と考えています。
実際わがやの家計では使途不明金もありますし家計簿は一応つけていますが、
あくまであとから振り返れるようにざっくりとしたものだけです。
詳細なものをつけようとした時もありましたが
早々にさじをなげました~。
(やられている方は実際にいらっしゃいますが、本当に尊敬します。))

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